厚生労働省のメタボ検診が義務化

厚生労働省のメタボ検診がこの4月より義務化されました。増え続ける医療費が国家の財政を圧迫していることは随分前から言われていました。特に、これから団塊の世代といわれる人口の最も多い世代が老齢期に入っていくため、厚生労働省としても早急に対策を打つ必要性に迫られ、今回のメタボ検診の実施となりました。。
メタボリックシンドロームとは内臓脂肪症候群の意味で、高血圧・高血糖・脂質異常が引き起こされる要因とされています。長年にわたる過食・過度の飲酒・運動不足などの悪習慣が積み重なって、内臓に大量の脂肪が付着する状態のことです。厚生労働省によると、日本人の中高年層の50%以上がメタボ予備軍とされています。生活習慣病である糖尿病や脳卒中・心臓病などの大半は、メタボリックシンドロームが大きな原因のひとつであることがわかっています。
厚生労働省では、基本的にお腹周りの脂肪が増えてくるとメタボリックシンドロームの危険信号といっています。たとえ外見は痩せているように見えても、下腹部だけがポッコリ出ている人って多いですよね。以前履けていたはずのズボンがキツクなっていたり、ベルトの穴の位置が変化している場合などは要注意です。メタボ検診はそういった予備軍と思われる人達には特に必要なものです。

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メタボ検診と生活習慣の改善

厚生労働省のホームページには、メタボ検診及びメタボリックシンドロームの専用ページがあり、内臓脂肪の危険性とその予防法について詳しく説明されています。厚生省ではメタボの予防・改善法として、まず日常で運動する習慣をつけることを重要視しています。適度な運動は身体機能を活発化し、脂肪や血糖をたくさん消費してくれます。また、毎日の食事の内容を見直すことも勧めています。偏りのない食生活をおくるための目安として「食事バランスガイド」をイラスト入りで示しています。

厚生労働省では安易に薬に頼ることには注意を発しています。あくまで過食・飲酒・喫煙・運動不足など、基本的な生活改善をすることが大前提です。その上で医師とよく相談し、適度にクスリによるコントロールを施すという順番となります。そうしないといくらメタボ健診をしても意味がありません。日本人の3大死亡原因であるガン・脳卒中・心臓病のうち、がん以外の2つは動脈硬化が要因となっています。内臓脂肪型肥満は動脈硬化を進行させますので、厚生労働省のメタボ検診は本当に大切といえます。